【3種のバニラビーンズのテイスティング】
私たちは普段、バニラもカカオも風味や味を確かめるテイスティングを行います。
今回は、とても珍しい日本の沖縄産のバニラをいただいたので、ウガンダ産の弊社バニラと、マダガスカル産、日本産と3種をテイスティングしてみました。
テイスティング方法は、ビーンズそのものの香りを嗅ぎ、その後各バニラを使ってカスタードクリームを作り、再度香りと風味を確認します。
バニラビーンズは、そもそもの用途は牛乳の臭みけしでした。今では、製菓全般、コスメなどにも幅広く活用されています。
マダガスカル産バニラは、バニラ特有の香りが強いです。
カスタードにしても同じくそれは強いです。
ウガンダ産バニラは、バニラ特有の香りにプラスして、チョコレートの香りがするのが特徴です。かつカスタードクリームにしたときの牛乳の臭みは一番ない印象です。
日本産バニラは、がらっと印象が変わりアカシアハニーのような香りがします。
少し他の2種と比べて香りの発ち具合は弱いですが、全く異なる特徴を持っていました。
ひとえにバニラと言っても、産地や品種、加工の仕方が異なると、また異なる香りが引き出され大変興味深いです。
ぜひ、一度バニラビーンズのテイスティングをお試しくださいね!お気に入りのバニラが発見できるかもしれません。